ひよっこビルメン忘備録

しがないビルメンテナンス員として働いている20代の忘備録です。ビルメンを楽な仕事だと期待して入ったら大間違い。内情を洗いざらい記事にしていきます。

ビルメン雑記4〜会社を去っていく人々〜

楽な仕事と言われているビルメンですが、

そんな会社でも、辞めて行く人はいます。
私自身、地雷現場と言われている職場に居た経験もあり、相当な数の人を見送ってきました(笑)
 
どんな人がよく辞めて行くのか、ご紹介したいと思います。
 
1.キャリアアップ
一番心晴れやかに見送ることができる辞め方が、キャリアアップの為、ですね。
独立系から系列系の会社へ転職して給料が上がる、
ビルメンからビルマネにジョブチェンジして給料アップ
などなど、目指す人もたくさん居ます。
若い人がよくキャリアアップして辞めて行く印象があります。
特に地雷現場にいると、
辞めていった人が給料も上がったし職場環境も大幅に改善した、などの話をよく聞きます。
腕に自信を付けていく方、キャリアアップは重要ですね。
 
2.給料が安くて他業界に転職
結婚や出産などの環境が変わったことにより、ビルメンの給料ではやっていけない…
他業界へ転職する、という方もいらっしゃいます。
もう職人になってしまう人、運送業や営業でバリバリ稼ぐ人、
など先行きに希望を持って転職していきます…
が、しかしその先話を聞くと成功・失敗は五分五分という感じに聞こえます。
ビルメンはその職業柄、ノルマに追い詰められることはありませんし、仕事において監視業務も挟むので、座る時間も結構あります。
よって、楽な時間もそこそこあるんですが…
営業だとノルマに常に追われたり、職人だと常に動いてヘトヘト…など
楽な所から辛い所にいくのは、人間あまり得意では無いようです。長くは続かない印象です。
 
3.もっと楽な現場に行きたい
ビルメンの転職理由、相当大部分を占めるのがこれだと思います。
きつい現場だと、もっと楽な現場を求めて皆異動理由を探します(笑)
それでダメだと、もう転職…
という人、多いですよ。
ビルメン会社を5社、6社と経験している人、ザラにいます。
 
4.ビルメンの仕事についていけない
ごく稀に、ビルメンの仕事でもミスマッチの方がいらっしゃいます。
他の業種より専門性が低く、肉体労働も比較的少なめなビルメンですが、
多少なりとも問題解決能力は必要です。
原因を追求し、対策を立て、処置する。まだこなせない人は、どうしても周りの人に聞くしかありませんよね。
周りの人も、あまりにも聞かれることの程度が低いと、こんなこともわからないの?と態度に出てしまうことも多いのがビルメン業界です(笑)
そのプレッシャーに耐えられず、辞めていく人もいらっしゃいますね。
 
いくつか辞めていく人の例を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
地雷現場だと、辞めて行く人、1年で二桁とかありえます…
長く勤められるのが一番です。皆様も転職は慎重に、よく考えて挑みましょう。