ひよっこビルメン忘備録

しがないビルメンテナンス員として働いている20代の忘備録です。ビルメンを楽な仕事だと期待して入ったら大間違い。内情を洗いざらい記事にしていきます。

ビルメンの楽しかった出来事1

ビルメンって、

どんな仕事をして

どんなやりがいがあるのか

どんなとこが楽しいのか

疑問ですよね?

 

 

そもそも設備管理のお仕事は

施設の状態を、正常な状態に保つのがお仕事です。

 

なので、矢面に立つのは

施設の何かが壊れた時、使えないとき、不快に感じた時です。

だから、施設を使っているお客さんからお礼とか、あまりないんです。

基本的に、文句から来るんですね…

 

そういった直接的なお礼をいただけるなどのやりがいを求める方は、

あまり向かないかもしれません。

 

 

そんな中、たまーに面白い事が起きた時、対応を任されるのもビルメン です。

今回は動物系を紹介します。

 

あるお客さんから連絡が入りました。

「窓の上の方で鳥が飛んでます。どうやら出れなくなってるみたいで…」

 

ひよっこビルメン、同僚を一人連れて出陣です。

 

 

状況は階段の踊り場、3、4メートルくらいのところで鳥が窓枠を左右に飛んで出れなくなっています。

窓ガラスから外が見えてるのに出れないよう状態なのでしょう

 

 

ビルメンたちはこういったところで、ちっさい脳みそを振り絞って対策を練ります。

 

まずは虫取り網と、ただの棒を用意。

左右の端に脚立を立て、片方からは棒で音を立てます。

反対側にいる同僚が虫取り網で捕まえる作戦です。

 

作戦実行!!!

 

……

………

 

鳥さん粘ります…

上手いこと真ん中らへんを飛び回り、虫取り網をかいくぐります。

10分経っても捕まりません…

 

ひよっこビルメン達、一旦疲れて作戦会議をすることにしました。

 

 

と、そこに大ベテランのじっちゃんが登場しました。

ほうれ、

とおもむろに帽子を取り、

脚立を移動して乗ったと思ったら、

 

ひょいっと

捕まえてしまいました…

 

えええ…

帽子って…帽子って……

作戦も何もなく力技って……

 

 

おじちゃん

「そうれっ」

と、森の方へ向かって鳥を離しましたとさ。

ピピピピッ とさぞ嬉しそうに元気に飛んでいきましたとさ。

 

こういったところでベテランの腕を見せられるとは…

 

 

いつもと違う来客、

くると少し楽しい気分になります(笑)

後は、猫が迷い込む事が多いですね

 

 

些細な楽しみが仕事として回ってくる

そんなビルメンどうでしょうか?