ビルメンの働く場所って…?3 〜夏は蒸し風呂編〜
ビルメンが働く場所は色々ありますが、
今回は機械室についてご案内しようと思います。
今まで、働く場所について
監視室
仮眠室
と紹介してきましたが、
基本的にこちらは、空調が効いていることが多いので、過ごしやすいんですが…
機械室は、基本的に冷暖房が効いていないことが多いです。
そもそも、機械室ってどんなところかを説明します。
機械室とは、冷暖房の熱源機器、空調機器、電気配線を接続している配電盤、水道の配管のバルブ、ポンプなどが設置してある場所になります。
お客さんなどが普段はいらない場所になるので、
快適さは必要なく、最低限の空気の入れ替えくらいしかされない部屋なんです。
その割に、我々ビルメンは、この機械室でのメンテを仕事にしていますので、
点検や整備で数十分この部屋に居ることがあります。
ポンプなど、電気でモーターを動かしている様な熱を発する機器が多く、
部屋自体にその熱がこもります…
冬は暖かくて良いですが、問題は夏なんです…
例えば、ガスを使って電気を作る「コージェネレーション」という機械が置いてある設備について取り上げると、
ガスを燃焼させ、モーターを回して電気を発電するため、
どうしてもその熱が部屋にこもります。
よって、冬場は部屋が30度とかになります。
冬場でです…
夏場は、45度以上普通にあります。
そんな中で、コージェネレーション設備の点検で数十分いることになったりするんですよね。
外より暑いですよ。
貧血持ちには辛い仕事かもしれませんね…